お外で暮らす猫たち
少し前からある地区でTNRをしています。
前から気になっていた地区ではありましたが、住民の方からのお話もあり、本格的にやってみよう！と有志が集まり行動に移す事にしました。
なんと言っても、過日の放置猫の地区でもありますし。
あの件から地区の方をはじめ、たくさんの方々が猫のことを考えてくれるようになりした。
TNRしだして何匹したかな……
忘れた😂
この地区はいろんな所にエサやりさんがいて、猫が極端に嫌いな人、保守的、色んな意味で課題があります。
それでも、猫を思い、今のこの状況を変えたいと集ってくれた方たちは夜中の捕獲器見守り、猫の実態調査と積極的に行動しています。
その姿を見る周りの目はどう捉えているのか。
その人たちの心を突き動かすには、まだまだだったようです。
本当に残念。
それでも、何もしなければ何も変わらない。
お外で命を張って生き抜く猫たち。
そんな健気な命のために人間が出来る事はたくさんあるはず。
だから歩みは止めません。
進むのみ。
そんな中で猫たちのために出来ること。
お外の猫たちに温かいお家を見つける。
昨日こそ地区の方と話していました。
猫たちが暮らす地区は車が通る路地に挟まれ、怖くて見ていられない。
何か良い方法はないかな。
じゃあ、人馴れさせて里親さんを探そう！
そう話していたのに。
手術を終えた猫さん、まだ6ヶ月になるかならないかくらいの小さな子。
昨日の夜中に車に跳ねられ亡くなりました。
お外で暮らす猫の大半が交通事故で亡くなるとも言われています。
ロードキル。
見守る地区の方もガックリ肩を落として亡骸を見送ったそうです。
昨日話したばっかりだったのに……
後悔だけが残ります。
みんな同じ気持ちです。
TNRは苦情軽減のためだけの活動じゃありません。
こんな悲しい命を生まないための活動でもあるんです。
ひっそりと産まれ、人知れず消えていく命がどれだけあるのか。
生きた証も、誰に知られることも無く消えていく。
そんな子達だって、好きでそんな状況に産まれるわけじゃない。
誰だって温かい家の中で、雨に濡れず、車や人間、外敵に襲われる心配なく暮らしたい、そう思うはずです。
なのに猫が生きる事すら許して貰えない。
今の世の中は人間と動物の命は同じじゃありません。
お願いです。
TNRに協力してくれとは言いません。
こんな悲しい命を増やさないためにTNRの活動意義を理解してください。
消えてしまった小さな命。
忘れないよ。
あなたの命、無駄にしません。
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